日本語教師ユニオン

日本語教師の地位向上を目指して!

こんなことはないですか?

① 待遇に対する改善を言いにくい。だから、ましな学校を求めて、転職を繰り返している。

② 授業外のテストの採点、添削等に対して賃金が支払われない。(労基法違反!)

③ 学校主催の勉強会に出席しても、賃金が支払われない。(労基法違反!)

④ ホワイトボードのペンなど授業に必要な備品が支給されず自腹買い。

⑤ 担当コマ数を大幅に減らされた。採用時に約束されていたコマ数が減らされた。

⑥ 健康保険や年金などの社会保険に入れてもらえない。


私達が働きかけて実現した国会答弁に、その答えがあります。世の常識とかけはなれた実態が明らかに!吉川元議員の3:16:20と3:28:00あたりに注目! 

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=49875&media_type=

この1年の実績 

 

日本語教師ユニオンには個人でも加入できますが、設立から1年で多くの実績を上げてきました。学校との約束があるケースもあり、名称を記載することはできませんが簡単に紹介します。 

《A学校》講師個人相手には動かない学校も、組合が団交を申し込むと応じ、授業外の業務に賃金が発生することを認め、将来的な制度構築を約束してきました。しかも、コロナ禍で留学生が減っているなか、授業給を上げると(なんと学校側から)提案してきました。 

《B学校》少額ではあるものの、退職する講師に退職金相当を支払ってきた。 

《C学校》労働時間の管理や就業規則制定の不備を労働基準監督署に申告したところ、是正勧告3つと、指導票2つが出されました。

https://www.bengo4.com/c_5/n_10702/ 

 その後、学校側は従業員過半数代表で勝った組合員(当時)の声を聞き、 

 授業外の対価をしっかり支払いはじめ、団交では(コロナ禍でも) 

 「先生達を誰一人、解雇も雇止めもしない」と確約してくれました。ほぼ満額回答。 

《D学校》団交に出てきた相手方弁護士が奮闘してくれて、円滑に各種給付金等を受給できるように手配してくれました。 

《E学校》当初は団交に応じていたが、旗色が悪くなると「委嘱契約だから労働者でない」として団交拒否。組合は明確な労組法7条違反として、神奈川県労働委員会に不当労働行為救済の申立を行いました。(行政手続きなので組合員さん達に金銭的な負担は一切かかりません) 

 被申立人は学校法人理事長なので、今後何回もの調査が開かれ、学校側は公的な場で合理的な説明を求められることになります。 

他、個人の件でも多数の解決実績があります。

 

日本語教師ユニオンについて

(1)組織 神奈川労連➔橫浜労連➔橫浜地区労働組合協議会(橫浜地区労)

 ➔大学等教職員組合➔日本語教師ユニオン、となります。

 組合事務所は橫浜の桜木町駅前で、大学等教職員組合は首都圏大学非常勤講師組合と並びの関係にあります。 日本語教師ユニオンの佐々木信吾代表は、25団体が加盟する橫浜地区労の議長を兼任しています。 

(2)加入・脱退ともに個人の権利であり、自由です。原則は個人加盟ですが、関東だけでなく、他の地域の方も加入しておられ、日本語学校としては15校近くになります。加入者の個人情報は当然として、加入しているという事実も他の組合員に伏せられます。

(3)加入費は1000円で、年間の組合費は1万円です。組合費は、組合活動に必要な資金として利用されます(組合費はたぶんかなり格安)。説明を聞いてから加入を考えたい方も、ご遠慮無く冒頭の各種問い合わせ先にアクセスして下さい。加入後は担当者から各種の案内書類を郵送致します。 

繰り返しになりますが、当たり前の権利さえ、声を上げないと実現されません。コロナ禍で(実際にはまだ何百億円も現金預金があるのに)便乗リストラする学校も一部に見受けられます。切られてからでは遅いのです。今後は留学生も次第に戻ってくるので、後進への責任も含め、少しでも職場環境を正常化させておきませんか?それを実現するには労働組合しかないと私達は考えます。お待ちしております。